お知らせ

健康経営支援サービス「&well」導入企業の95%が高評価、ユーザー数はコロナ前の約10倍

2022年3月14日

報道関係者各位

三井不動産株式会社

 

健康経営支援サービス「&well」 導入企業の95%が高評価、ユーザー数はコロナ前の約10倍

リアル・デジタル両面で健康経営・ウェルビーイングを支援

 

  三井不動産株式会社(代表取締役社長:菰田正信、以下「三井不動産」)は、2019年度より健康経営支援サービス「&well(アンドウェル)」を提供していますが、新型コロナウイルス感染拡大等による働き方の多様化や、企業・従業員の健康意識の高まり・ニーズの変化をとらえ、健康経営・ウェルビーイングの支援内容を強化・拡充します。

 

 今後もアフターコロナの「働き方」を見据え、全国の当社保有ビルを活用した「リアル」な場での健康イベントの実施や、健診データとアプリの利用データを掛け合わせたユーザーの疾病リスク予測、コンテンツ表示の最適化など、リアルとデジタルを組み合わせた健康経営施策を通じて、より多くの企業の健康経営、従業員のウェルビーイングをサポート、健康課題の解決に貢献してまいります。

 

①

 「&well」は、三井不動産が、特定非営利活動法人健康経営研究会の監修のもと企業の健康経営を支援するサービスとして2019年に開始しました。従業員向けの「&well for Worker」と、企業の人事・健康担当者向けの「&well for HR」の2種類のサービスを提供し、企業の健康経営推進をサポートしています。

 

■コロナ禍の企業ニーズに対応した健康経営支援サービス「&well」

 在宅勤務・テレワークが続くなど、企業や働く人々の健康意識・関心に変化が見られる中、「&well」は導入企業の従業員が使用できるアプリの機能強化やコンテンツ・イベントのオンライン化を拡充、時間や場所にとらわれずに健康意識を高められるサービスへの転換を図りました。また、組織全体の健康に関する現状把握と課題発見に繋がる「&wellレポート」の提供や企業ごとのニーズに合わせたコンサルティングサービスなどを提供することで、企業の健康経営をサポートしてまいりました。

 

 その結果、2022年2月に実施したアンケート調査では、導入企業の95%がコロナ禍において「健康経営推進に
「&well」が寄与している」と回答。また、経済産業省が実施する「健康経営度調査2022」においては、評価の大幅改善がみられた企業も出てきており、現在ユーザー数は3万人とコロナ拡大前(2020年2月)から約10倍に増加しました。

 

■健康意識の醸成から習慣化まで
 従業員向けサービス「&well for Worker」 ユーザーの90%以上が「健康への意識・行動変容を感じた」と回答

 テレワークや在宅勤務などに見られる働き方の変化において、「社内コミュニケーション」「従業員のメンタル不調・健康管理」に課題を感じる企業が増えてきています。これを受け、2021年度「&well for Worker」ではオンラインで閲覧・実践できる健康コラムや動画コンテンツ、ユーザーだけが参加出来る限定イベント等、年間600以上のコンテンツを配信すし、サービスのオンライン化・拡充を行いました。

 

 ユーザーに向けたアンケート調査によると、90%以上のユーザーが「(「&well」を利用することで)健康意識・行動に何らかの変化があった」と回答しています。また、サービス開始時から実施しているチームで平均歩数を競うウォーキングイベントでは、開催期間中に「健康」が社内で話題となることによるコミュニケーションの活性化が評価され、コロナ禍においても2021年度の参加者数は2020年度比で4倍に増加しています。

 

③

 

■健康経営推進の計画策定から施策提案まで

 人事・健康担当者をサポートする「&well for HR」サービス 健康経営度調査の評価UPにも貢献

 施策の評価・可視化を行う人事・健康担当者向けの「&well for HR」では&wellレポートおよびコンサルティングサービスを本格稼働させています。

 

◇&wellレポート:企業の現状と課題を可視化し、改善に役立つ3種類の分析レポートを提供しています。

 

① wellチェック 健康経営の進捗度チェック

② wellステップ アプリの利用実績から分析される意識・行動変容の可視化

③ wellグレード 健康診断結果の分析による企業全体の健康状態の把握

 

◇コンサルティングサービス:健康経営推進の計画策定から健診データの電子化支援、社内セミナー開催といった具体施策の実行まで、ワンストップで支援します。

 

 「&well for HR」をご利用いただいたことで、健康経営銘柄やホワイト500を認定する「健康経営度調査」における評価の大幅改善も見られました。

④ ■「&well」を導入している企業事例

企業ごとに異なる様々健康課題の解決のため様々な目的・場面で&wellをご活用頂いております。

 

メーカー A社様 : &wellの健康経営コンサルティングを活用。2022年に健康経営優良法人を初取得

健康経営方針策定から、健康経営におけるリスクアプローチ、ポピュレーションアプローチ施策導入まで大きく前進

外資系 B健保様 : コロナ禍で、既存施策のオンライン化を図るため、&wellを全面導入

在宅勤務下の従業員同士のコミュニケーションツールとしてや、従業員への運動促進・健康リテラシー向上施策として活用

メーカー C社様 : 健康経営元年の柱となる施策として&wellを全国的に導入

東京本社の他、グループ会社や製造拠点を含め全国的に導入。運動習慣の定着など、拠点毎の健康課題・目的にあわせ&wellを活用。

 

■リアルとデジタルを掛け合わせた施策展開で、2025年のユーザー数15万人へ

 現在ユーザー数は約3万人まで拡大していますが、今後もリアルとデジタル両面でコンテンツの充実化を推進し2025年度のユーザー数15万人を目指します。アフターコロナを見据えた施策として、体組成分析や骨密度測定など自身の健康状態がわかる「出張測定会」などリアルな「場」を活用したイベント企画にも力を入れてまいります。

 

 また、デジタル面では、アプリに株式会社東芝が提供している「生活習慣病発症リスク予測」という新機能を搭載する等、今後もサービス内容の充実化を図り、企業の健康経営・従業員のウェルビーイングをサポート致します。 ④ 参考:健康経営支援サービス「&well」生活習慣病発症リスク予測AIの実証実験開始について

https://www.mitsuifudosan.co.jp/corporate/news/2022/0314_02/ 

■三井不動産のビル事業では、多様な働き方を実現するためにハード・ソフトの両面でサービスを提供
 三井不動産では、多様な働き方がある中で、自分のライフスタイルに合わせて自由に柔軟に働き方を選択できるオフィスを目指し「COLORFUL WORK PROJECT」を推進しています。法人向け多拠点型シェアオフィス「ワークスタイリング」や、育児や介護などON/OFF両面で支援する「Work-Life Bridge」など、ハードとソフトの両面から新しい働き方の実現をサポートしています。 なお、当社は健康経営度調査による「ホワイト500」に2016年度より6回連続で認定されています。

「COLORFUL WORK PROJECT」についてはこちらをご覧ください: https://www.mitsuifudosan-office.jp/ 

 

■三井不動産グループのSDGsへの貢献についてhttps://www.mitsuifudosan.co.jp/corporate/esg_csr/

 三井不動産グループは、「共生・共存」「多様な価値観の連繋」「持続可能な社会の実現」の理念のもと、人と地球がともに豊かになる社会を目指し、環境(E)・社会(S)・ガバナンス(G)を意識した事業推進、すなわちESG経営を推進しております。当社グループのESG経営をさらに加速させていくことで、日本政府が提唱する「Society5.0」の実現や、「SDGs」の達成に大きく貢献できるものと考えています。
*なお、本リリースの取り組みは、SDGs(持続可能な開発目標)における3つの目標に貢献しています。

 

目標 3 すべての人に健康と福祉を
目標 8 働きがいも経済成長も
目標 17 パートナーシップで目標を達成しよう

 

⑤

 

健康経営®は特定非営利活動法人 健康経営研究会の登録商標です。